Marco Interview

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Marcoインタビュー(2001年11月16日掲載)

さて、Nightwishに参加したわけですが、これからもSienrgyでプレイし続けるんですか?

ああ。Sinergyでもプレイし続けるよ。ちょうどニュー・アルバムを完成させたところなんだ。1月には発売されるだろう。

私はTarotやMetal Gods、Conquestを聴いたことがありません。まだ活動中のバンドですか? そうであれば、あなたもまだ在籍しているということですか?

うん、まだ存在してるよ。Tarotは日本ではそこそこ成功しているし、数千枚のアルバムがドイツに輸入盤として入っている。俺はリード・シンガーで、同時にベースもプレイしている。最近でもたまにギグをしたりしてるんだ。Metal Godsは名前で分かるかもしれないが、カバー・バンドなんだ。楽しむためにやっているバンドだよ(金も入るけど)。Conquestは何年か前にアルバムのレコーディングにヘルプで参加したんだ。彼らのバンドにはセッション・ベーシストはいたけど、もし何かあったらすぐに手伝うぞって約束していたんだ。新しいマテリアルもあるけど、まだデモの段階だ。でもそのうちお目見えするだろう。それ以来色々な仕事をしてきたからね、知ってるだろうけど……。

どのようにしてNightwishに参加することになったんですか? 彼らがアプローチしてきたのですか、それともベーシストを探しているのを知って連絡を取ったんですか?

Tuomasのほうから聞いてきたんだ。興味があったから、参加するって答えたのさ。

成功しているバンドに入ることで、どのように感じていますか?

もちろんエキサイトしてるよ。すべてが上手く行くように願おう。

これからはずっと“Nightwisher”ということですか?

まずはケミストリーが存在するか見極めなくちゃならない。音楽面でも個人面でも上手く行くなら、何も問題はない。Tuomasはパーマネントなメンバーを探しているとはっきり言った。だから上手く行くだろう。

Nightwishに何を持ち込もうか考えていますか? 歌を歌い、曲も書くのでしょうか。

俺はいつだってソング・ライターだった。詞も曲もだ。だからそうする余地があることを祈るよ。俺は色々なジャンルの音楽から影響を受けているから、俺のアイディアが彼らのスタイルに合うのかどうか決めてもらわなきゃならない。何曲かTarjaとボーカルを分け合おうかとか既に話をしているんだ。

今まであなたが参加してきたバンドを聞いたことが無い人のために、Nightwishとどこが似ているのか、どこが違うのか、教えてもらえますか。

明確な類似点は、当然メタルバンドでプレイをしてきたということ。それに他のバンドでもメロディックなアプローチで作曲するというのが重要だった。Sinergyは、スタイルは違うがこれもまた女性ボーカリストだ。それにバンドの演奏はラフで攻撃的になってきている。Tarotはギター1本+キーボードの編成でNightwishと同じだけど、曲はキーがもっと低く、ヘヴィでテンポも遅い。Conquestはとても70~80年代的で、伝統的なメタルだ。

Nightwishの曲で一番好きな曲と、その理由を教えてください。

“Come cover me”かな。まだSinergyでプレイしてるとき、一緒に回ったツアーでその曲はよく覚えてるんだ。みんなとてもいいプレイをしてたし、一緒にビールも飲んだ。それにいわゆる“We love everybody”ってノリで、Nightwishの演奏が始まると同時にCold Brew片手に突っ込んでいったんだ。うん、すごくいい感じだった。

Nightwish.com